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営業パーソンの自負について

 私どもが、社会人として働く営業マン(=ビジネス・パーソン)としたら、その関心事として注意しているのは、何時も利益・売上・営業利益率などの自社か自営に依る自分の懐(ふところ)でしょう。これらが、自己にとって有利に働かなくては、勤務先にいられなくなりますし、常に会社内での成績競争に晒(さら)され、自己の存立を脅(おびや)かされるくらいにストレスが溜まる毎日です。

 部署の中の同僚や先輩・後輩も競争相手ですから油断なりません。そして、上司であれば自分の成績以上に、部下や部署内の成績にも気配りをしなければなりません。

 こういった日々の軋轢(あつれき)やストレスの中で、お互いのコミュニケーションを平穏に維持するために、やるべきことは、心理トレーナーの松橋良紀氏の著『話さなくても相手がどんどんしゃべりだす「聞くだけ」会話術』の中に出てくる、①姿勢や動きの変化、②呼吸の変化、③表情の変化、④声のトーンの変化、⑤声のテンポや間の変化の5要素を見据えて、「相手をしっかりと観察することが必要である」ということでしょう。

 その上で、これら五つの変化を観察しながら相手の反応を確認することで、変化が生まれ、自身もその変化に身をゆだねることで、シナジーが生まれるのです。