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コンサルの盲点とは

 私が、この数年間で気付いたのは、「コンサルタント業への就職率」です。最近は、就職戦線に変化が出てきて、官僚になることを忌避して民間に就職することで、自己の希望の実現を図ることや、敢えて民業へ身を投じて自分を試すという試みが出てきています。

 過去には、商社マンになって世界を飛び回ることや、官僚になって国家のために尽くすという意識があったのですが、それが変わってきて、自己実現のための手段が、複雑な手法を要するコンサルタント業への試みでしょうか。「・・・。いわゆるベストソリューションとは、広く世の中で使われている最適解であり、それをそのまま自分のクライアントの事業に当て込むだけでは、うまくいかない可能性も高いからだ。・・・」(メン獄氏の新刊『コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル』からの一部抜粋引用です)といった、コンサル業界の業務内容ですが、これはきついでしょうね。ですから、軸から外れた回答では信を得られません。

 知識は、約20年弱の学生時代に学んできた学識と、その間に得た経験のみが当該企業に就職して実践できるようであれば、先輩方に負けずとも力を発揮できる証明でもあります。しかし、これだけでは実現できないクライアントへの回答や証明がありますので、最短ルートでの解か、紆余曲折を経た解かは、各自が真剣に、ギリギリの知恵を絞って出すべきでしょう。これを疎かにしますと、ベストソリューションにならず、且つ盲点となります。