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開かれた世界とは

 私が知り得る限り、空間の世界と時間の世界は、異質な“モノ”であるという認識です。これは、日常では決して浮かんでこない意識ですので、普段考えることは無いと考えています。

 大人も子供も、日常性に忙しさを感じていましたら、「個の存在」を覚知することはないだろうと考えています。ですから、自己に向かっての意識には常に大衆に向かうのとは違った意識をもっていなければならないと考えています。

 以前にも述べましたが、日本国内での学識を得るという経験は、約9年から16年と20年近くの学窓時代を経ての物事への判断となります。これが生きた学問とならなければ社会人としての経験も積めないという意味では決してないでしょう。実社会に出ましても学ぶ機会は無限にありますから、成長が止まってしまわない限り、各人は幾らでも学べ、幾らでも吸収できる器を持っています。しかし、因習や序列といった固まった周囲の環境の中では、成長が止まってしまうことにもなります。西洋の歴史で言う「大航海時代」と、日本国内で言う「狭い世界での紛争」では、モノの見方がまるっきり違っています。人は、学ぶ機会がありますと、興味・関心のあることに対しては、無限に成長できる生き物だと確信しています。閉鎖的な世界や世間知で満足することなく、どんどん新しいコト・モノに挑戦して、新たな意識を植え付けていくことのできる寛容性を持ちたいものです。これが、正に開かれた世界と考えています。