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依存症からの脱却について

 先ず断っておきたいことは、「こだわり」と「依存症」は全く違っているという意見です。これは、私個人の考え方かもしれません。しかし、概(おおむ)ね何方(どなた)にも当て嵌(は)まっているのではないでしょうか。更に、「依存症」と「中毒」も違っています。

 過去の自分を振り返りますと、何かに酔っていませんと不安になった記憶があります。何でも積極的で、全く不安のない人には当てはまらないのでしょうが、全部が全部当てはまるわけでもないので、自分にとって「これが、拠(よ)り所」といった意味での具象物や言葉には、頼ってもいいのではないかと考えています。

 また、私に限って言いますと、自己の内心がそんなに強いものではありませんので、ともすると揺れ動き、彷徨(さまよ)い歩き出します。これは、正しいとか正しくないとかではなくて、決められないのです。自分なりに一番良い答えを求めているのでしょうが、これがどれかも不安になって、歩き出せないことも屡々(しばしば)です。ですから、日々の生活を含めて、誰かや何かに頼る生活でも「いのかな」と思うこの頃です。亡母が言っていたことですが、「何でもいいから、南無阿弥陀仏と3回(⇒時宗)言って寝なさい」ということでした。