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人生の壁は何時か

 個人的には、10代、20代、30代、40代、50代などに、いくつかあると考えています。これ以降は、『壁』を作る意識も無くなってくるからです。諦めというか、悟りという『鳥(とり)』を見てしまうか、諦念の中での人生論を語るか、です。人生になど、絶望はつきものですし、あきらめも、必ず襲い掛かってきます。ですから、壁を壁と思わないとか、廻りに思い起こしてもらって壁を作ってみるということへのチャンスも必須でしょう。

 一般的に言われています、「ミッドライフクライシス」という言葉を、何処かで聞いたことがあると思います。これは、中年期特有の心理的危機、中高年が陥る鬱病や不安障害のことであって、通常30代後半~50代にかけて陥りやすいといわれているそうです。何故なら、有り余る力に陰りを感じた時や、思いもよらずに忍び寄る「陰り」への不安でしょうか。

 人には、世の中は自分が中心に回っていると誤信したままの人がいます。これはこれで、幸せな人ですから、当人への容喙は不要でしょう。しかし、世の中は決して自分中心には回っていないことを、いずれ思い知らされることになるでしょう。

 これを、『人生の壁』というのかどうかは分かりませんが、何方にも突き当たるモノですから、壁と思わない人には、思い当たらず、強迫神経症のように常に不安を抱えることも無いと確信しています。ですから、有ることを前提に生きてみることをお勧めします。