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嫌われない時間の使い方について

 何時も思うのですが、社会人はルールの上に乗っかって身動きが取れないことが多すぎると考えています。これは、上意下達でもって済まされる業務が多すぎて、一部では自分の考えや意思があっても、通らないことの方が多いからだと思うからです。一般的には、取引先が納得してくれればいいのですが、その前に上司やグループリーダーの納得が先だからです。

 どうしても、自己肯定感の低い納得の仕方が圧倒的になってしまいますので、満足はいかなのですが、宮仕えの常と考えて納得させていることが多いでしょう。しかし、便利なツールや機器が増えたおかげで、断りやすい環境も出てきました。何故なら、一般的に年が上の人の方が使い勝手の悪い利器が増えてきたからです。

 これは、過去を振りかえりますと1990年代半ばころから人の思考や人の技術を不要とする機械が多く出現するようになったことが原因です。そのために、意思の必要性を感じさせない業務が増えて、根性論や長時間の苦役から解放されることが多くなってきたからです。

 有難い反面、人の意思が介在しませんので、非人間的とか言われて毛嫌いされた部分もあるのですが、結局現在では圧倒的に仕事をこなせる機器に頼っています。そのために、上司もグループ長も関係なく自分のペースで業務ができますので、やりやすいことが多くなりました。これを上手に使って、嫌われない時間の使い方をしたほうが良いとなっているようです。