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自信がある人とない人の違いについて

 常に言われるのが、相対評価としての「自信」の所在です。学窓でも、社会人となってからも、外面的・成果的に評価の高い人が、高給を取り、出世の糸口を見いだしています。これも、止むを得ない外形的成果主義の一形態ですから、認めざるを得ない面もあります。

 私の個人的な考えですが、生まれ落ちた時から数えてどのくらい生きられるかは分かりませんが、生きた長さで評価しないで良い部分もあるのではないでしょうか。親の寵愛を受けても3歳で生を全うする子もいれば、100歳をとうに過ぎても愛される人はいます。個人的な見解ですが、他人や環境で約束を守られなかった場合があっても、自己の内心において約束を守り通した人は、自分に嘘は吐いていないのでしょうから、納得の生き様をしたことになるのではないかという見方をしています。

 自信のない人は、常に他者を意識して成績と給与の差別化をしてマウントを取っているようです。しかし、光り輝かない部署でも地道に勤め先の地位向上への努力をしている人や、責任を全うしている人たちが現にいます。輝かしい、日の当たる場所でだけ、面目躍如としているひとたちもいます。生き方と生き様の問題でしょうが、黙々と着実に成果を出してくれる人のほうが良いと思ってしまいます。自分に嘘をつかない、自分を裏切らない人は、揺るがないですね。無い人は、時のせいにし、環境のせいにして言い訳をします。