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自己肯定感と自意識について

 私のブログ公開では時々出てきますが、自己肯定感と承認欲求は私の納得の行かない部分で顔を出します。何故かと言いますと、ほとんどの社会人は、何処かの企業や組織に従事して働いていますので、自己の才が認められれば年収も地位も上がっていきますが、才はありながら出世も年収も上がらない人が居ます。これには原因があって、上司や同僚への対応に顕著な差があるからです。言ってみれば、「何故こんなに努力も、仕事もしているのに、認めてもらえないのか」という“愚痴”でしょう。

 偶(たま)に、上司や部署に恵まれない人もいますが、大抵は自己に責任があり、傲慢(ごうまん)であったり、我儘であったりしているようです。これでは、上げようにも、助け舟を出そうにも、気がそちらに向かないという状態を現出します。ですから、取り入るとか、懇(ねんご)ろになるという意味ではなく、好き嫌いを抜いても、只管(ひたすら)業務に集中する時期も必要になります。一時でもずぼらになったり、古人の言う“意思の上にも3年”などということわざが当て嵌(は)まっている場合には、自助努力に欠けた所が無いか、自身を振り返ることも大事と考えています。私を含めた身近な人でも、「原因が分からない」「どうして自分だけ」といった愚痴が聞かれます。これには、自意識と承認欲求が強すぎて、自己肯定感が逼塞(ひっそく)しているからでしょう。