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人的資本経営とは

 2023・05・28時点では、『人的資本経営』という言葉が持(も)て囃(はや)されています。この言葉は、サスティナブル、SDGsなどの言葉と同様、意外に言葉に負い目を感じる様なことにもなります。約50年前ころは、「サラリーマン」という言葉が当たり前のようにして使われていましたが、この言葉が両性の平等という意識が芽生えてからは、サラリーマン~ビジネスマン~ビジネスパーソンという言葉に置き換えられてきました。男女間の平等性に支えられていますでしょうが、特に人種や民族を超えた評価をする場合には、問題となることでしょうから、国連でも各国に注意を喚起(かんき)してきていますし、今後もして行くことになるでしょう。

 しかし、現実には男女間の平等も当たり前ではないようで、宗教の違いから教育の機会均等は極端に偏向があります。問題は、国別・宗教別のことではなく、各人間(かくじんかん)の意識の問題ですから、お互いが注意喚起して、問題を提起すべきと思っています。そうしませんと、先哲や先人がそういったとか言って、摩(す)り替えの手法を駆使して誤魔化そうとする人たちがいます。それでは何時まで経っても何も変わらないということになります(⇒個人的見解を含みます)。

 人的資本経営の推進を阻(はば)む要因は、当事者の意識、固定観念への固執、従前の手法が楽だ、何も変えなくても、以前からわが社はそうだった、などの根拠にもならない根拠で手打ちすることだと考えます。これを一切払拭(ふっしょく)することで、何かが変わるでしょう。