私の知る限り、此の頃はピークを越えた人の“コンサルティング”へのスマートさや知的関心を呼ぶネーミングでしょうか。一口に、コンサルティングと言いましても、マネジメントに対するのか、その他の種々あるコンサルティング化で全く違ったものになっていると思っています。
更には、アメリカでのMBAを取得してきた人が持て囃されているのを見ていますと、一つ間違えたら甚大な損害を与えるサジェスチョンであるにもかかわらず、且つ助言は正鵠を射るものであって、間違えるわけにはいかない当該企業の死命を制する助言ですから、間違えるわけにもいかない。重大なことですから、神経もピリピリするような、精神的にも厳しいものであろうと考えています。
それでも、人気があり、大勢の人たちがなろうとしているのには、わけがあるのではないかとい考えています。極々一部のコンサルタントは引っ張りだこでしょうし、現に華やかなセンスを持っていると考えます。従来のコンサルティングは、決算書の見極めとか、累積の利益や負債の長期的判断によって、当該企業の盛衰が決まっているからと考えてきました。が、現今の判断は違っています。それは、企業の推奨する商品が当たった場合の売れ行きが違ってくるからでしょう。