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課題を課すとは

 私は、自己自身に対しての負荷は余り掛けるのが良いとは思ってはいません。ですから、上位に行きたい、他者よりも上手くなりたい、飛び抜けて評価されたい、などの心の声をあまり聞くことがありません。ずっとずっと以前にはあったかもしれませんが、覚えていないくらいの過去でしょう。ですから現在は、可能な限り安楽に生きたいと普段から思っています。しかしながら、世間や対第三者との接触では不慮の遭遇を含めて、否応なしに負荷を掛けられることが屡々(しばしば)です。何故か、第三者を含めて各自の意図の中には、競争心や見栄があってお互いが戦いの渦中(かちゅう)にあると云わざるを得ないからです。

 従いまして、普段から自己を鍛錬(たんれん)しておくには、『課題』を常に意識させるのが良いと考えます。こうして、自己に負荷をかけていますと、どんなケースでもより以上の重荷が無い限り、当たり前のようにして問題解決が可能となるからです。これができて、あれができないということがないように、あらゆるケースを想定して課題解決を図っているのです。

 まさに、これが“課題を課す”ということでしょう。即ち、“当たり前”という涼(すず)やかな世界に身を置いて、全てのことを当たり前に行動したり、発言できることが、集団生活のなかでも可能となる日常性が良いのではないでしょうか。