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逆効果の言葉とは

 私自身も、人の子の親ですから、養育については、食育、知育、徳育などを含めますと、多種多彩な環境が出てきていました。そうした諸々の環境での親の姿勢は、叱るだけが教育でも躾でもありませんから、自分らの出来なかったことを無理強いしたり、金で何でも解決しようとしたりすることには問題があります。“あって欲しい”は反面、ねだりです。

 子どもは、親の私物でも、親の支配だけで成長することはありません。ですから、親が、子の胎内にいるときから既に教育は始まっているのでしょう。ですから、真剣の上にも豊かな包容力をもって接することを、意識していきませんといけないでしょう。

 胎内での教育も、生後の躾でも、子がいきなり大人になるものではありませんから、子どもともども成長への自覚をもって、両親も大きくなっていきませんといけないでしょう。そうしませんと、玩具(がんぐ)でもないし、況してやリベンジやコピーでもないのですから、相当の覚悟をもって、尚且つ余裕をもって接することが肝要です。これらができて初めて最初の一歩です。そして、日々の変化にも耳をそばだて、気付きにも敏感になって行くことが重要です。

 なお、私自身ピグマリオン王(⇒ギリシャ神話にでてくる王様)のような賢い人にはなれなかったようですから、これからも普段での言動に注意をしていきたいと期しています。