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子どもに距離を置かれる親とは

 この意見表明については、個人の考え方が支配していますので、独自とか固有のという意味ではなく、私自身が覚えた考え方を話しています。私自身、子どもが一切を親の意見に従うのは3歳児までと考えておりますので、以降の反抗、反論、同調はその子自身が覚えたことであって、予断でも偏見でもないことを意識することでしょう。

 子どもは、親に甘え、親を攪乱(かくらん)し、親を超えて新しいモノ・コトを形成することが仕事であろうと考えるからです。従いまして、子どもに距離を置かれたからといって、何も不思議でも何でもないことでしょう。しかし、反面端(はな)から距離を置かれる存在というのも問題でしょう。これには、考え方が偏(かたよ)っていて、押しつけや強制、他の考え方を容(い)れないという偏見が見られる場合に出てくるものでしょう。

 成長や他人の過程を見るにつけて、更に数多くを見てきています中から、親の方が子から距離を置かれているケースは、例外なく親のエゴがある場合です。コピーでもないし、リベンジでもない子の固有の人生を縛り付けて、何の違和感も感じず、何ら違和感をも持たないという偏見の塊がある親では、理解も行かないでしょう。

 従いまして、子に距離を置かれるということではなく、自然に離れていく成長と距離感が良いのではないでしょうか。