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上司の地位と役割について

 上司の地位と役割とは、偉ぶる、尊大である、我儘、部下を奴隷扱いする、部下に責任転嫁する、これらを一切省いた人がなる地位であり、業務でしょう。その他というのは、偉ぶらない、傲慢にならない、部下を対等に扱う、自己責任から逃げない、などが云われます。

 しかしながら、現実には何と上司面(づら)をし責任逃れする人が多いことか、ですね。何年業務を先行してやってきたのだろうとか、こんな上司とは仕事はしたくない、逃げ足の速い奴だ、隠蔽(いんぺい)体質のひどい奴だ、という評価を受ける上司は最低のひとで、いますでしょう。

 新社会人となって、希望に燃えて、目的の部署に入っても、一所懸命に頑張ろうとしている後進が育たないのは、斯様(かよう)な上司の存在だろうと考えます。現実には、どこの企業、どの組織にもいます。これは、厳然とした事実です。そのために心療内科に通ったひとや、退職を余儀なくされるひとなども出てきます。しかし、組織というのが如何に残忍で狡猾(こうかつ)かは、長年従事した人で無ければ分からないものです。

 今まで私が、2・6・2という自称の原則を(⇒因みに、学者としてではなく、経験則です)、他の場面でも言ってきていますのが、これです。後の2は、退職をしたり、心療内科での通院や諭旨(ゆし)退職という割に合わない結果を現出しています。