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遠回りしてでも見つけるべき大切なこととは

 私は、自分が納得していない『事象』にたいしては、何時までも拘(こだわ)りがあって先に進めないという悪癖があります。悪癖とまでは行かなくても、遠回りの性格が良い面でも悪い面でも作用しています。これが、必ずしもどんな場面でも双方向を持つ自己への介入かと言いますと、そでもないようです。特に、投資になれていない人たちにとっては理解しがたいとは思いますが、株で大儲けをしたり、起伏に飛んだ人生を送りました是(これ)川(かわ)銀蔵(ぎんぞう)というひとの人生は例外です。例外とは別に、私は皆に遅れて感じますので、思った時はブームがすでに終わっています。

 そうでなくても、他人に先駆けて利を自分に引き付ける才は無いようです。大金持ちになれたらとか、毎日浴びるように吞めたら、とかは思いますが、せいぜい収入の範囲で居酒屋でちびちびと飲んでいます。ですから、酒で借金したとか、苦し紛れに飲んだとかはありません。寡聞(かぶん)にして知らないこともありますが、その他大勢では酒に溺れたとか、酒で人生を狂わせたとかの話は聞こえてきます。そうならなかったのは、自分にそれまでの才覚も、とことんつきつめようとの意志も無かったからです。

 確かに、紆余曲折はありました。しかし、これは誰もが通る道と割り切っていたことも良い方向に作用していたようです。ですから、遠回りして学ぶべきことが多かった割には、身になっていないのが惜しまれます。これが、他責ではなく、自責での気付きですね。