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資源の多寡について

 日本という国においての、独立国家としての意思表示には、活力も然りですが、『資源』とい財産が無いことには一国の独立を維持するための経費を賄えません。ですから、石油を始めとする動力資源や最先端工業発展の為の半導体の資源が無いのは不利です。

 産業革命期以降の国力は、国土と資源の多寡であることは明白で、且つ技術力が高い国が優位です。日本国は、私どもが習った限りでは、「資源小国」ですから、バーターでの貿易で成り立っていると教わりました。第二次世界大戦後の表向き平和な時期を過ごしてきましたので、石油危機や騒乱の危機に遭遇して来なかった僥倖(ぎょうこう)が経済発展を促してきました。ですが、資源が国の優位性を保つための原資ですから、これがありませんと劣後した国と見做されますし、競争優位性を保てませんので、そのための戦争もしかねない状況です。

 国力は、今更ではないですが、資源の多寡と国土の大小です。これは、明確な上下関係を齎していますので、技術の前に国土が狭く、資源が無いとされる日本では、究極排他的経済水域内掘削の『海洋下資源』の開発が将来のカギを握るでしょう。そのためにも、海洋開発に力を注ぐべきでしょう。併せて、地熱発電が大きな力を齎すと言えます。