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日本のエリートの立ち位置について

 私どもは、学問の修め方でもいちいち問題視しますが、諸外国では当たり前の『格差』で問題にもならないことが多いようです。正確な情報と根拠を調べていないので分からない部分もあります。が、中国の学生が「朝の6時30分から、夜の10時まで勉強漬けでいながら、6千倍の競争率に勝たなければならないという現実」に、「大変を通り越して、こころが折れそうになるときもあります」ということでした。これが、現実というコトでしょう。

 ですから、日本国内でのエリートと称する人たちの『意識』が何処にあるかは分かりませんが、“競争”の熾烈(しれつ)さと出し抜いたり・蹴落としたりする行為が、一概に間違っているとまで言えないのは、止むを得ないのでしょう。

 ですから、井の中の蛙というのでしょうか、自惚れでも自分をエリートと自称することが如何に間が抜けているかを知るべきでしょう。

 文法の違いがあるのかもしれませんが、2か国語・3か国語を当たり前のように話せる人たちとの対等な競争力は付けていきませんと、個人的には「エリート」とは言えないと自覚しています。ですから、東南アジア諸国への赴任とアメリカやヨーロッパへの赴任では格が違うなどは論外であると思っています。無ければ作ればいいし、不自由を託(かこ)つことなどはないにもかかわらず、自虐的になることが良いことだとは言えないでしょう。もっともっと鍛錬すべき場所があるのではないでしょうか。