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自己自身の感情のすれ違いについて

 他人との間でも、“すれ違い”“勘違い”ということはありますから、自己の内心においての勘違いなどはしょっちゅうでしょう。これを、別の業界では『錯誤』というのでしょう。ただの思い違いなのでしょうが、言葉として、態度として発出された場合には、どんどんと本人の思った方向とは違った向きに行ってしまいますので、要注意以上のこととなります。

 人は、単純に自己が描いていましたことを十二分に相手に伝われば、交流関係も人付き合いも上手く行きます。しかし、一旦誤解が生じたり、自己の思い違いから、“自己の意思でありながら”とんでもない場所に連れられて行ってしまいますので、「こんなはずではなかった」などと、悔やんでも悔やんでも取り返しがつかないケースもあります。

発現とは、内心の意思(=効果意思 表示意思) 表示行為の別が一つになった状態でしょう。

 これについては、多重な言い訳は禁物です。怒りや裏切りの想いが加重されて思いっきり負担となって伸(の)し掛かってきます。これでは、当初から悪意を持って接してきた人以外にはどうしても言い訳をせざるを得なくなりますので、本当に辛いことになります。

 そして、自己の内心と表出する言動において、他人や、廻りの人たちへの納得のいく態様で答えていくしかないと考えます。更には、弁解の機会がありましたら、ほどほどにすべきとも考えます。そうしませんと、“溝”も“誤解”も埋まりませんし、解けないでしょう。