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資本主義の次にくるモノは

 遅きに失しますが、シリコンバレー銀行(SVB)、シグネチャー銀行、クレディ・スイス銀行が相次いで破綻し、米カリフォルニア州のファースト・リパブリック・バンクにも影響しました。これらが何をしてきたからか、今後の予想はなどの話しが出ないのは、資本主義経済の根本原則に抵触する危険のある発言や介入が齎すものの方がより大きいからだと考えます。しかし、修正資本主義や中央銀行の介入などで、齎される修正にも大きく左右されますので、事態の推移だけを見るという行為にも危機感があります。

 社会主義経済、国家資本主義経済でも、予断を許さない経済法則には、予期しない混乱は必至です。何故なら、人は思惑と利益で動くのみならず、更なる利益至上主義で動くのが大原則だからです。これは、もうからない投資や経済行動はしないという人の『欲の現実化』だけが将来の経済を指させるからだと考えるからです。

 しかし、儲けた金の預け場所がありませんと、現金で所持するには限界や危険が伴いますので、夜警国家のような不安も齎します。ですから、資本主義の次の手段は、公平で、より多くの利益配分が求められる社会だろうと考えます。これは、新しい資本主義とは違っていますので、私自身澱んだ資本の再分配を試みようとしています。