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勝てない相手と戦うのが良いのかということは

 何時一緒にいても、“アイツは、すごい”とか、“勝てないなぁ”とか、思い知らされることがままあります。これは、残念ながら持って生まれた個別の『才』の違いですし、能力の差がありますから、一所懸命努力しても及ばない競争相手は必ずいます。

 ですから、学校教育の場などでは、“努力しなさい”“報われるから”などと、無責任な言動をする教師がいることで、進路を誤ることがあります。自分は一所懸命に努力して国立の大学に行ったとか、私立の有名大学に入れたとか言って叱咤激励します。そんな人に限って、対象の意中が理解できておらず、空回りする言動が圧倒的に多いものです。

 これでは、子どもや生徒たちはついていきませんし、私立学校や塾の教師らに勝てることは決してありません。これには理由があって、特に「私学及び塾は実績が最優先」という命題があるからです。これがありませんと、生徒も来ませんし、募集しても見向きもされないという為体(ていたらく)になります。このような状況は、真剣での勝負と同一で良い意味で“見極め”をしなければいけないでしょう。一般的な例として、私学とか公立とかは問いませんが、勝ち組とか負け組とかではなく、未来を担う子どもらは生き物ですし、他の動植物とは全く違っています。この違いを学生の時期に学ばせませんと、何時まで経っても理解は行かないでしょう。

 この理屈で言いますと、勝てない相手と戦うのではなく、自己に対して戦いを挑むことです。