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雑談のコツとは

 学生時代も、社会人となっても、“雑談”の必要性が問われることは多いと思っています。杓子定規な受け答えはできるのでしょうが、ウィットや頓智という非日常性の言葉の数々には、発信者の知性を感じさせますので、最低限の学び以外にも受容できる素養をと考えています。

 これらの雑談が、曳いては良い結果を齎したり、相手を感心させたりしますので、これは学校での学びや教育には最小限必要な言(こと)と考えています。

 そして、この雑談に対する“コツ”には、余裕のある意識と相手への配慮があって始めて成立する交流の最大限の収穫でしょう。更には、私が何時も言っています“傾聴力”と“インタビュー”が当該人の素養と人格の高さを示してくれるのではないかと考えています。

 人の話しは先に聴け、とよく言われます。私は、途中からでも相手の話しを取ってしまったりして顰蹙(ひんしゅく)を買っています。このような越権行為が心証を悪くしたりしていますので、途中からでも修正しようとは思うのですが、相手や廻りに早く分かってもらいたいとか、先に話して理解してもらおう、などの焦りがありますから、更なる顰蹙を買うような言動が見えてしまいます。これを修正してくれるのが、傾聴力と理解します。

 雑談には、発信者の素養と人格の高さを象徴するような輝きもあります。卑近な例ですが、雑談には“コツ”があって、専門的な知識は必要ではないという事実でしょう。