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アメリカの起業家精神について

 常に、突出したたとえ話になるのが、「アメリカの起業精神」でしょうか。全世界的にグローバル化してきますと、色んな意味で批判や反批判が喧(かまびす)しくなります。議論百出するのは良いことなのでしょうが、議論のみで結論の出ないダラダラした会議は百害あってでしょうから、これを良いとも悪いとも言えないのでしょう。

 しかし、少し前から言われてきています、『チャレンジのための危険回避』でしょうか。商業銀行も、これを見習った各種金融機関は、ガチガチに“保証人”をとることで自分らの身の安泰を真っ先に考えますから、起業家が伸びきれないのでしょう。傍若無人というような向こう見ずではいけないのでしょうが、経営計画書やプレゼンテーションが真っ当に出来ましたら、考慮してやってもいいのではないかと、約40年前くらいから言ってきましたが、法律の規定からか、実現には至りませんでした。一度など、保証協会や信用金庫の担当者から怒鳴られた記憶があります。「ガッチガチに経営者や社長を縛り上げても、何も先進性がでてきませんよ」と言ったことが癇(かん)に障(さわ)ったのかもしれません。起業の目的や意味合いが違っているからです。

 融資担当も、管理担当も、自社の金融機関が伸びませんと対価としての利益も入りません。ですから、知る限り優秀な学生を採用して、更に研修で鍛錬しますが、もっと前線で人を見る目を養うことでしょう。潰すことが目的でも、押さえつけることが目的でもありません。