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パートナーとの関係性について

 結婚、同棲、同居、通い婚などの違いはあっても、男性と女性の棲(す)み分けは、日常の生活の中で大きな違いが出てきます。結婚という絆を求める考え方と、込み入った関係は求めないという“薄い”関係性が良いとかの理由で、同居はしても『籍』はいれないとかの様々な理由があると思います。

 しかし、これにも時代観があって、2023年現在では婚姻とは両家の絆を求めるものという観念が減ってきています。アプリで相手を見つけて、気に入ったら一緒に住むのですが、別れも簡単でいられるように、生活費も負担割合を決め二等分してパートナーとの負担割り合いを等分にするということで、相互の過負担を零になるよう等しくするということです。

 私は、かろうじて家と家との関係性が強い時期の婚姻でしたから、パートナーの親族関係までも含めて付き合いが増えますので、自分の身うちよりも相方の親族への思い遣りを考えるという仕様が一般的でした。これが、夫婦という関係性であって、子どもができても変わらないということでした。

 アプリで知り合った関係性が、良いとか・悪いとかではなくて、薄い関係性が良いという時代の要請もありますので、何とも言えませんが、『絆(きずな)』という言葉が陳腐化してきたのは事実でしょう。全てが変わり、変わらないモノ・コトは無いという事実のみでしょうか。