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恋愛弱者ということばについて

 言葉としては聴いていました「恋愛弱者」という名の、適齢期を迎えた男女の婚姻の難しさが問題となっています。これには、諸々の理由と原因があるのでしょうが、男女それぞれの言っていることが尤もと言える状況です。何故なら、各人の言っている根拠が当たっているからです。それぞれにうけた“印象や心象”に理由がありますので、間違ってはいないし、誤解でもないでしょう。即ち、恋愛強者と成婚の率は、何時の時代も変わらないという現実です。

 しかしながら、婚姻の平等と対等は、必ずしも同一ではないでしょうから、社会風潮や男女のものの考え方も原因となるでしょう。古代の乱婚時代でもありませんから、男女ともに求める対象や考え方も、相当の理由・根拠となるのでしょう。

 ですから、“恋愛弱者”という言葉と“恋愛強者”という言葉が対であるように、金とか地位、閨閥門閥という言葉も生きてくるのでしょう。後は、有資格者であることも前提です。マスコミを賑わす突出した資格と、有り余った金持ちや、上級国民と言った人たちに集中して婚姻関係を誘(いざな)うのは、止むを得ないのでしょうか。

 わたし個人は、資格でもなく、地位でもなく、富裕層でも無くて、偶々(たまたま)婚姻できましたので、何とも断言できませんが、就職先の企業や公務員などの正職員が有利なのは認めざるを得ません。結局、“恋愛弱者”という言葉を暗黙で認証したようで心苦しいですね。