経営者も従事者もともにどうぞ

お困りのことで、コンサルティングをお受け致します

ありがとうの感謝とは

 私たちが、業務を遂行する上で必要な声掛けとは、“感謝”以外にはないでしょう。具体的には、感謝の表現として、「ありがとうございます」とか「御礼申し上げます」という言葉がついて回らない職場は、一様にギスギスしているような雰囲気を感じます。

 過去の経験(則)を思い出しましても、“やってもらって、当たり前”“感謝するのは、お前の方だ”などは、言語道断(ごんごどうだん)でしょう。人は、一人ではどんなに些細と思っても、自分一人でできることなど高(たか)が知れています。これを傲慢にも、自分が一切を取り仕切っていると謂(い)わんばかりに振舞っている人の末路は哀れなものです。誰からも、そっぽを向かれ、誰からも相手にされないという状況になります。承認欲求が強いだけで、自己肯定感の高さを意味しません。

 これは、どんなに自己評価が高いと思っている人にとっても、将来が真っ暗です。従いまして、ステイクホルダーなどと言わなくても、直接の当事者だけでも大切にするという心構えを如実に出していきませんと、何もかもが上手くはいかないでしょう。

 従いまして、何かしたら感謝、何かを受けたら感謝、その先にあるのが『御礼』という「ふくよかな言葉」でしょうか。