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公私に亙(わた)るクレームへの対応について

 学窓にあっても、社会人となっても、『クレーム』と理解するような、“いいがかり”は、どこにでも転がっています。特に、社会人となって、職業人としてのクレームには、進退を掛けたり、退職を余儀なくさせたりするような事態が出てくるものです。何度かは、経験していますが、その都度薄氷を踏む思いで対処してきたような気もしています。

 結果的に、良かったのか悪かったのかは、未だに分かりません。下っ端の頃には、先輩や上司に助けてもらった記憶があります。しかし、自分が責任者となった時には、責任を取って職を辞したこともありました。自分の性でなくても責任は附いて回ります。廻りを見渡しても、自己の人生が掛かっているのですから、大変なことだと思いますが、よく割り切って、辞職したものだと言えることもありました。最終的には、上司であった人が責任を取ってくれた時には「感謝」しかありませんでした。技術を超えていましたことが、全てでした。

 しかし、上司が何でもかんでも責任を転嫁してきたときには、捨て台詞を吐いて辞めました。この経験から、部下であった時でも、上司になってからでも、自己の内心を裏切るような言い訳をすることが一番いけないのだということを学びました。職場ばかりか、世間でも、当該人の出処進退は視られているものです。99.99%が、延命のためには、どんな言い訳も、どんな嘘でも言うのでしょうが、「なんとかなるさ」という位の意識が良いでしょうね。