ひととひととは、付き合いの中で、惹(ひ)かれ合うことと、真(ま)逆(ぎゃく)の離れてしまうことの相互関係性が生じて、二度と会うことのない状態になったり、離れていてもどうしているか気になったりする関係性が生じます。これは、当事者の関係性ですので小難(こむずか)しい理屈は分かりませんが、『相性(あいしょう)』という黄金(おうごん)律(りつ)でしょうか。外に出していきませんと分からない関係性は、実際に附き合ってみませんと本当に分からないことです。
これについては、上手下手がありますが、お互いを思いやることで、対等とか平等性を保つこともできます。これを実行するかどうかが、正に信頼関係を深めることにもなりますから、相手の意に沿ってみようとか、巧まないでも理解してもらえたら最高ですが、徐々にお互いを知る機会が増えましたら至福となるのでしょうから、気遣ってもらえましたらこれ以上は無い幸いでしょう。
端から“付き合い”上手な人もいれば、ヘタでも一所懸命さが伝わってきて、この人には真摯(しんし)さがあるなどと理解できましたら最高です。本人同士の努力も必要なのでしょうが、分かり合えるという関係性が一番いいのではないでしょうか。巧まず、自然に流れることで信頼関係が高まり合えましたら、これ以上のことはないでしょう。
