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人間力とは

 ひととして、「人間としての精神を高める」とか「人使いのコツは長所を見ること」や「知識の奴隷になっていないか?」などの足元を確認しながら、存在価値を高めていくことを続けていくとしますと、何時(いつ)の間(ま)にか、高みに立っていることがあります。《上甲(じょうこう)晃(あきら)氏の『松下幸之助の教訓』からの「松下幸之助の求めたるを求める」と意を汲み、要点を解説する形式で綴られた文》を引用

 これは、各人が日々の実体験や知識を得ることから、成り立って生きていることへの想いなのであろうと考えます。

 日々の生活には、狎(な)れや弛(だる)みがあって、その日一日がままならない時もあります。しかし、地道な努力があって始めて自分らしさを出したり、自(おの)ずと出てくるようになるものでしょう。これが当たり前のようにできるようになりますと、腑に落ちてくるように気分の一定さが保てるようになります。即ち、気分による波が無くなるということです。

 際立った生き方、突飛な生き方、耳目を引く生き方、これらは才を自慢しているようですが、無視しているわけでもなく、正に命を削るような生き方が嵌(はま)ってきて、押しなべて一体化してくることになるのです。こうした自分らしさ、これが人間力でしょう。