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日章丸事件について

 私の理解ですが、出光佐三氏の言行には、確立した定理があって、これを阻むのが高級官僚や保身を託(かこ)つ政治家たちの無策な態度でしょうか。国益も民意も阻む行為を、敢えて見ないふりをする人たちが多いことを思うに吝(やぶさ)かではありません。今後も、自分の足元を確認しながら、言わなければならないことには、口をつぐむことはしないようにしたいですね。

 個人の利益や、一国の専横(せんおう)を許さないとしながらも、大国に対する対抗措置ができませんので、涙を呑むか、腹にも無いことを言ってしまうという結果を視ないといけません。ですから、各自の正義感と透徹(とうてつ)した倫理観には乖離(かいり)があって、誰から非難されても良いという覚悟は必要でしょう。おどろおどろしいことは何時の世もあり、どんな人でも持っています。

 ただ、頭の回る、智恵のあるものが、朴念仁(ぼくねんじん)を馬鹿にして止まない現状では、これを是正して行きませんと、弱いものがお零(こぼ)れで、且つ抽選(ちゅうせん)で助けてもらっても、何もならないことを知るべきと考えています。

 なお、出光佐三氏には、他にも倫理観を持った実績がありますので、一瞥してください。