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不機嫌な人との接し方について

 私個人の言い分で申し訳ないのですが、評価として“連(つ)れない”という見方があることと思っています。何故なら、ならないものは何を言ってでも無駄だし、「泣く子と地頭には勝てない」といった言葉が何となく理解できた地域で育ってきたものですから、分かりやすい部分と、どうしても納得のいかない部分が、綯(な)い交(ま)ぜになっていた地域でもあったからです。

 以前述べましたように、良い、悪い、ではない何世代も続いた、生きる知恵であったようなところもありますので、これへの無理解ではないものの、嫌な思いで成長してきました。何となく他地域に出る機会がありましたので、出てきました。しかし、納得しているわけではありません。内心の自由を得るためであったかは分かりません。

 何時あっても不機嫌な人は不機嫌だし、裏表のある人は信用の置けないと云われていることも事実でした。ですから、基本は不機嫌な人には接しないようにしています。が、性格が悪いとまではいかなかったようです。問わず語りに聴いてみますと、それなりの過去で、大きな痛手を負ったとか、人生を変えなければならない騙され方をした、とかの理由があったのです。ですから、不機嫌な人イコール悪い人、ではありません。接し方さえ間違えなければ、心底を吐露してもくれます。しかし、それまでに時間がかかり過ぎて、忙しい現代では待てないのです。これが、誤解と偏見を増幅させています。