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高学歴層の増大と知識社会の因果関係について

 社会学的に人類の変遷を表すときには、人とのつながり、即ち人口社会学が実態の生活を表すものと考えます。何故か。詳細な資料を見ませんと正確なところは分からないのですが、1家族、1つの村、1社会関係と1親族の家系は、社会学の知恵を表すものだと考えるからです。

 以前は、「地の時代」と言われ定着が当たり前でしたものが、少し前からは「風の時代」と呼ばれるようになって、“異動”が当たり前となりました。これは、自分の家族を考えましたら、はっきりするのでしょうから、少し自分の家系を辿ってください。

 洋の東西を問わず、異動が当たり前ですと交雑も当たり前となります。そうした中での人口動態は、新しい知識と共にありますので、より豊かな生活を求めるには、高学歴で、知識の上積みのある集団に交わることだと理解するようになるのでしょう。

 「世界最高の知性」の一人と言われるエマニュエル・トッド氏も、同様のことを言っています。逆ですね。私が考えたことなど、とうの昔に彼が考えたことなのですから、結果的に彼の考えに行き着いたということです。そして、高学歴層が増大しますと競争が激しくなって、知識社会でも優劣を知の上下という枠で捉えることになります。全ては、結果から導いた結論ですが、因果関係としては当てはまるものがあります。