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スピードと慣習の破壊は中小企業に必要かについて

 特に、中小企業に特化して企業を維持するにも、起業して新しい業態を作り上げるにしても、創業者の想いが継続しないことで、企業寿命の30年を超えられない弊害があります。しかし、日本の中小企業には、家元のような個性のある企業も見られますので、これが継続して行ければいいと思っています。スピードのある企業経営というのが問題ですが、確かにトップダウンだけでいけるうちは良いのでしょうが、新規事業や、新しいモノづくりへのこだわりがある場合において、資金力が乏しいという弊害があります。

 方法論的には、数種の資金集めがあるとは思いますが、これらが機能的かどうかはまた別の問題ですから、普通に『資金集め』が適うような形態が出て来れば良いと思っています。ベンチャーかどうかではないし、資金繰りが大変かどうかは、経営者らの一身の問題だと考えるのではなく、従業員たちの問題でもあることで、経営参加への期待もありますが、中小企業の持つスピード感やダイナミックな連帯感への期待も、今後問われるべきでしょう。

 従業員が、200名から700名程度の企業でも、独自の変化と斬新なアイディアが出せるのだという期待感を持ちたいですね。維持存続をにらんだ、小さな企業の変化を大いに期待したいですね。慣習の破壊とダイナミックな動きができるような企業形態が望みです。