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願いは叶うのかについて

 私は、願い事が多い方でしょう。何故なら、到達できないことが多すぎて、“神頼み”が幼少の頃より沢山あったからです。その都度、自力以外を頼ることで、何とかなるのではないかと安易に考えますが、結局地道に達成した人の方がより大きな経験を積んでいたようです。

 知識も経験も、同じように大事な要素ですが、知行合一といって何でも一緒であることが大事なことだと学んだような気もしていますが、結局朱熹(しゅき)には及ばないので、言い訳の多い結果になっています。ですから、神頼みではないのですが、他力に依って立つということになるのでしょう。私以外の人の心を覗いたわけではないので、本心は分かりませんし、遠慮や遠回しも多いので、結局は分からずじまいになることも多々ありました。願いは、叶うのでしょうが、其処に至る過程を疎(おろそ)かにしては、何事も成就(じょうじゅ)していないようす。ですから、基本は自分で何事もしてみて、更に他(た)人力(にんりき)を願い出てみることでしょうか。それは廻りが良く視ていますから、“あそこまでするなら、残りを手助けしてやろう”というところでしょうか。

 神社・仏閣に赴(おもむ)いてみるのも良いのでしょうが、最初から行ってしまっては、本末転倒のような気もしますので、始めの一歩は自分を頼むことでしょう。そうしますと、次の一歩も出しやすくなります。「願(がん)を掛(か)ける」という言葉がありますが、これは、人事を尽くして後のことでしょう。