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願いをかなえられないひとについて

 私自身もそうですが、願いは何方(どなた)ももっているのに、“叶えられない”のは、何故かということに尽きるようです。日本だけを見ても1億2千6百万余の人たちが皆願望をもって、その願いが適えられるよう神社・仏閣にお参りをしている人もいるのでしょう。そして、パワースポットなどを巡ってまで願望が適(かな)えられることを期待します。

 しかし、金を貯められる人が一部であるように、願いをかなえられる人も一部に過ぎないという厳然とした事実を認識すべきでしょう。別々の人生を歩みながらも“幸せになりたい”という希望は誰にもあるのです。一所懸命・汗水たらしながら、日々倹約してでも願いの成就することを願ってやまないのは、先ずは自分の幸せ以外では、子や孫や家族・親族と知りうる限り、身近な人々を挙げていきます。果たしてそうでしょうか。親族関係でも仲たがいをしている人たちが大勢います。普段は何事も無いような顔をして、裏切り・中傷・陰口などを吐(つ)いて回っていながら、本人たちは綺麗ごとを言っています。

 こうした関係になりながら、自己の最大限の利益を目論んで徒党を組んで、気に入らない人の排除を目論んでいます。これなど、願いを叶えられない典型でしょう。自分がまるっきりわかっていませんので、“幸せ”だけを願っても叶えられないことが、どうして分からないのか、これも不思議な現象です。