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第一印象の良し悪しについて

 ひとは、どのような環境にあっても、第一印象でその人となりがほぼ決まってしまいます。何故か。不機嫌な顔をしたひととは、長くは会っていられないからです。楽しそうに見える人とは、興味・関心がそそられ、どんな人か、何かをもっているかを、興味津々に引き出そうとします。ですが、不機嫌で、服装も雑で、雑な言葉や態度の人とは、一刻も退散して二度と会うまいと思うのです。この違いは何のかが、本能的に分かりますが、バイアスがあったり、他人からの助言で先入観を持って接したりすることで、大きな誤りを犯します。

 従いまして、人と会う時には、自分の最高の場面を演出しなければと考えてください。そうしませんと、廻りや紹介者らが、“本当はそんな人ではないですよ”と言っても信用はされないでしょう。この原始的インスピレーションは大抵当たります。本音が思わず出るからでしょう。

 素(す)の自分を隠すことはありませんが、少なくとも相手に嫌な印象を与えないという位の心の準備は必要でしょう。そうしませんと、良さが出て来ませんし、それでいいと思っていましたら、ある程度の損は覚悟でしょうから。

 即ち、第一印象の良し・悪しは、決め打ちをするくらいに当人の印象を決定づけます。良いに越したことはないのでしょうが、若い時に悪ぶって見せた分、取り返しはかなりの時間を要することとなるでしょう。