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怒(おこ)ると無言になるひとについて

 怒ると能弁になる人が居たかと思うと、反対に全く話さなくなる人が居ます。これは、その人自身の性格から来るものですが、能弁になる人は分かりやすいですが、黙りこくってしまう人とは話しにくいものです。何を考えているかが分からないからです。そして、どう対処していいかも分かりません。人は、友達同士でも家族でも、話していてケンカになったり、話が合わないための無言状態の続くことがあります。

 これは、決して当事者達の健康的能力を知っているものではないのですが、楽しい会話は良いのでしょう。が、気まずくなったり、無視し合ったりすることは良い傾向ではないでしょう。そして、特に好きな人との会話は何時までも続いてほしいのですが、たった一言で気まずくなったりしますと、次に何を話していいものやら分からなくなります。

 ですから、気まずくなっても能弁になる人との会話が続くようでしたら、これに越したことはないでしょう。一次感情や二次感情の発露として、自分がどうしたらいいのか分からない時には、黙ってしまうのでしょうが、自己の性格として、話さないのが一番相手や廻りの感情を逆なでしますので、抑えてじっくりと気長に話すことを心掛けたいと考えます。そうしませんと、人生の大きな損失にもなり得ます。過去には、こうした出来事が数少ないのですがありました。今では、大いに後悔しています。取り返しはつかないでしょう。永遠に、です。