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欧米流リーダーの育成について

 従来のリーダー育成では、日本型は護送船団方式から育った人たちがトップを務めるという図式でした。したがって、繰り返し・纏まった固定観念を維持することは過去の日本型リーダーであるので、今後ともトップとしては、国内では出て来ないでしょう。

 欧米というより、アメリカ型は一旗揚げたいという個性の塊が生み出す進取とか新規の形態ですから、従来型を維持することは決してあり得ません。

 そして、外国では自己完結型が一般ですから、承継とか維持という護りの経営よりも自己自身の期間中が最良であれば好いのです。そのための報酬を含めた地位や現在地の確認は、決して腹中の思惑とは一緒ではありません。

 格差とか差別の中で、自己の立ち位置を確認しながらの業務遂行ですから、突出した『型』を生み出していきませんと、個性が光らないでしょう。しかし、日本型が悪というわけではありません。色を出さないというのではなく、横並びの連帯が必要な時期もあるという意味では、繰り返し今後も出てくるでしょう。

 リーダーとは、素質もありますし、形成することも可能な地位でもありますから、全員が慣れないというものでもないでしょう。二重構造の腹の探り合いではなく、出来る人の下に付き従うということもあり得ます。